いずれもカール・ロジャース(1902-1987)の
来談者中心法の流れを汲んでいます。
調べる機会があったので
その関係や年代について少しまとめてみました。
ゴードン・メソッド(親業)
はトマス・ゴードン博士(1918-2002)が
1960年代に創始した
親子関係を改善するための学習プログラムです。
現在は親子関係に限らず、対人関係全般を扱えるようになっています。
動機付け面接法は
W.R.ミラー(1947-)とS.ロルニック (1952-)が発展させた
治療的な変化を引き出す面接法で、
最初の論文が書かれたのが1983年です。
対人関係全般を扱うわけではなく、
クライエントが治療的変化を
起こしやすい関わりをする、
ということに焦点が当てられています。
(例えばアルコール依存症の人が断酒する、
糖尿病や高血圧の人が食事・運動療法をする、など)
ゴードン・メソッド(親業)が、
動機付け面接を始めた
W.R. ミラーに影響を与えたことについて
『方法としての動機付け面接』では
こう書いてあります。
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Susan Gilmoreのスーパービジョンを受けるうちに、
クライエントに共感を伝え、自己探索を促すためには
聞き返しが役立つと考えるようになった。
Gordon Tによる、現在第30版を数えるベストセラーである
『Parent Effectiveness Training(PET)』を読み、聞き返しの重要性をさらに確信した。
聞き返しを習得するさまざまなエクササイズを工夫するようになった。
(『方法としての動機付け面接』原井宏明、P9より)
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『Parent Effectiveness Training』は
ゴードン博士の著書で、
日本語では「親業」の書名で発売されており、
講座で使うテキストもこの本です。
ミラーはこの本「親業」を読んで
「聞き返し」の重要性を感じたのですね。
書籍「親業」では
「聞き返し」という言葉が
使われているわけではありませんが、
「能動的な聞き方(Active listening)」
を紹介しているので、
おそらくそのことと思われます。
「能動的な聞き方(Active listening)」
の利点としては、
・聞き手がクライエントに共感しようと
していることを伝えることができる
・クライエント自身の感情や価値観への
洞察を深めることができる
・対等な関係で、クライエントの主体性と
自立性を引き出すことができる
といったことがあります。
そして、ミラーらはこのような話の聞き方が
クライエントが治療的変化を引き起こせるのだという気づきのもとに
動機付け面接を発展させていったと
理解することができます。
<これからのお知らせ>
その後、しばらくは産休・育休いただきます。
2019年秋頃、落ち着いたら
開催したいと思っています。
<近畿圏、他のインストラクターの講座>
*親業訓練一般講座@京都
2019年2月から
*自己実現のための人間関係講座@京都
2019年2月から
*親業訓練パートⅡ講座@兵庫県西宮市
主催:浦入ちこ インストラクター
講師:山崎さち子 シニアインストラクター
2019年4月から
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