長野県は、横断歩道で車が停まってくれる日本一の県です。

実際、東京では横断歩道で車が停まってくれることはほぼないので、

うっかり渡ると引かれる恐怖感がありますよね(笑)

 

原村では、小学生など子供の通学路の横断歩道には、

かなり目立つ小学一年生の人形が黄色い旗入れとして立っていて、

当然、小学校のそばの道は、みんなゆるゆると走っています。

 

そんなことより、

だから別段私が何かしたわけではなく、

運転している時、ゆるゆる走っていて横断者がいたりして、

横断歩道で普通に止まると…

みんなお辞儀などお礼をして渡って行きます。

 

小学生は飛び抜けて凄いんです!

 

特に男の子は、車が止まると、凄い早さで走って横断歩道を横断して、

横断しきったところで、さらに物凄い速さで振り返り、

被っている帽子を取ってこちらに向かってる深くお辞儀をするのです!

 

最初に見た時は、そのキレの良い動きも含めて、本当に感動しました。

だって、そんなお礼されるほどのことはしていないのに。

 

冬、雪が降るとなかなか溶けなくて、道幅が狭くなってしまう。

当然、車は譲り合って走るわけで、どちらかが避けて少し待ったりする。

それに対して、相手のドライバーはお辞儀してお礼を言う。

ニッコリ笑って頭を下げる。

そんなことは当たり前。

とっても気持ちのいい挨拶が出来る村です。

 

こう言うことは、日々の生活を気持ちいいものにするとても大切なことですね。

 

以前、私の尊敬する役者さんが言った言葉が忘れられません。

『挨拶するマンションには事件は起こらない』(挨拶のないマンションには事件が起こる)

確かにマンションのエレベーターに乗ると、

挨拶するマンションは、ほぼ全員挨拶するし、

その逆は、みんな挨拶できないのです。

そして挨拶できないところに事件は怒ると言うのです。

 

知らない人からでも挨拶されたらしっかり挨拶返しましょうよ。

山歩きしている時のように。

それだけで気持ちよく1日が過ごせるかもしれません。