八ヶ岳が好きな我が家、以前は、八ヶ岳南麓に小さな古いログハウスを持っていました。
4年ちょっとだったけど、毎月、猫たちを連れて東京から通い、とっても素敵な時間を過ごしました。
そんな中、原村に出会い、今、原村に住んでいるわけです。
ログハウスを手放し、原村に引っ越すことを告げた時、
泉郷の人に言われました。
「原村は、西日が暑いですよぉ〜」
ここら辺は、避暑地なので、
八ヶ岳南麓は涼しくていいところだけど、原村は暑いですよ。と聞こえた。
実際に住んでみたら、西日が暑いと感じることは全くない。
そもそも我が家では、夏でも15時を過ぎると涼しくなって、
窓を開けてうっかりうたた寝でもしようものなら風邪を引くことになる。
15時には、西に偏った太陽は、
その後、美しい夕景を見せてくれる。
それはそれは美しく、時々、いや、しょっちゅうびっくりする。
日々夕景はこうも変わるのかと。
そして、それを家にいながらにして愉しむことが出来る。
広い空を家の中で楽しめることは、心豊かに暮らすためにとてもいいことだと思う。
【初めてニューヨークに着いた日の次の朝。
ホテルの窓を開けて空を(天気を)見ようとしたが、見えなかった。
ビルしか見えないのだ。
空は、ない。
空を見るためには、窓から首を出して180度回転させなければならなかった。
以前住んでいた東京の家からは、なんとか空のかけらを見ることができたけれど、
やはり首を斜めに傾けなければならなかった】
今は、振り返れば窓越しに空が見える。
これはとても人間らしい生活の一部だと感じている。
日本では、田舎に行かない限り無理なのだが。
さて、それでは、原村で愉しめる夕景の数々をご覧ください。
最後の一枚だけは、外で撮ったもの。
夕日に輝く八ヶ岳です。