日銀の政策に期待して、
このところ、上がり続けていた日経平均が、
その当日、28日、
日銀が様子見になったことで、がっかりした投資家たちが売りに出て、
2日連続の大幅安になっています。

結局、日本経済は良いのか悪いのか?
実体とかい離した日経平均に振り回され続けている感じ。

来年4月に増税予定の消費税もどうなることやら?

ということで、今日は、ちょっと経済のお話し。

ホセ・ムヒカ氏を尊敬する私は、
正直経済なんてどうでもいいです。
経済は、お金が回っているかどうか?の問題であり、
企業が、長持ちしない商品をたくさん作って、
それを消費者が買っては捨てて、また買って。
それが増えれば増えるほど経済が良くなるということ。
お金が動くことを経済が良くなるという訳ですね。

でも、年を取った私は、
これから先、以前のように稼ぐ予定はなく、
つまりお金を動かさないで楽しむことばかり考えている次第です。

ただ、銀行にお金を預けている身としては、
一応、経済のことチェックしておかないと、
将来生きていけなくなるわけでして……。

さて、消費税。
来年4月に10%に上げるのはまず無理でしょうね。
そもそも安倍首相は、
リーマンショック並みのことがない限りは、消費税を上げると言ってきました。
でも、消費者の購買意欲は冷え切ったまま。
これで10%に上げると日本経済の回復は大きく遅れることになるでしょう。
ただ、10%に上げるつもりで、お金の無駄遣いをし続けている自民党政権ですから、
上げないとどうなってしまうのか?
ほんと、お金の管理できる人に政治家やって貰いたいものです。

でも消費税を来年4月に上げないということは、
アベノミクスの失敗を証明することになるのです。
これだけは、国民はしっかり覚えておかないといけないですね。

私の予測は、上げるのはまず無理でしょうね。です。

でも、それよりも重要なことは、
この夏の参議院選挙の直前にそれを発表するだろうことです。
自分が過去に言った言葉はすべて忘れて、
さも、国民のためのような言語を使って、
選挙対策のために来年4月の消費増税はなくなりました。
と発表するであろうということです。

私たちはもっと政治家の言った言葉を覚えている必要があると思います。
実際、アベノミクスのお陰で良くなったのは、
一流上場企業と、一部の企業(円安の恩恵を受ける企業とか)
株や投資で儲けている人以外の、一般庶民の生活は厳しくなるばかり。

それと先進国はどこもそうなのですが、
選挙で、経済効果を歌う政治家が選挙に勝ちやすいというこの構図なんとかならないでしょうか?
経済よりも、安全、安心に生きられる社会の方が良くないですか?
福祉やエコ対策の話をしても、
選挙に勝てないから、
政治かは、バカみたいにお金を使って経済効果ばかりやっているわけです。

つまりバカな政治家を生んでいるのは、バカな国民なわけです。

もうすぐ参議院選挙。
そのまえに政権与党の政治家が、
以前言ったことをどこまでひっくり返して選挙対策してくるか、
予測しておくとなかなか楽しく見られます。