NHKは政見放送になりさがってしまった(北朝鮮と大して変わらないという意味)
民放各局も政府の圧力で、政府の意向に沿わない放送が出来なくなっている。
などなど
政府のマスコミ操作が行われていることが声高に言われている。

そういう情報を頭に入れてからテレビのニュースを見ると、
やはりおかしなことが多すぎる。

ここ二日ばかり、声高に報道されたニュースがある。

【携帯電話料金をもっと下げるために、
大手携帯電話会社の今のやり方(例えばスマートフォンを無料にして他社から乗り換えらせるとか……)
を変えるように政府が発言。】

どうも妙なのだ。
私が以前よりも気にするようになったことも理由だろうし、
上記のような情報がネット社会で手に入れられるからということも要因なのだが……
でも、やはり引っかかるのだ。

そもそも、今まである企業の商品価格を下げるために政府が口を出している。
というニュースを生まれてから聞いたことがない。
これはアベ政権になってから、何度か聞いている。
例えば、企業に社員の賃金を上げるように昨年度末にニュースで言っていた。

これまでも政府がそういったことに介入することは多々あったのだろうが、
それがテレビで報道されていた印象がない。

更に言うと、
この二日の間に、
それほどテレビを見ているわけでもないのに、
何度も何度も同じことを耳にしたということだ。

【携帯電話料金を下げるために政府が大手携帯電話会社にモノを申した!】

政府の宣伝になりそうな文句ではないか?

携帯電話は、今やほとんどの人が所持する。
スマートフォンになってその料金の高さを痛感している人は多いに違いない。
それも若い人たちには痛手だ。
携帯電話の使用料は、どう考えても若い人たちの方が多いから。

そしてモノをあまり考えない若い人たちの一部が、
「携帯電話料金が安くなるみたいよ」
「アベ政権が電話料金下げろって言ったからよ」

嬉しいに違いない。

それを計算して政府はこのニュースを何度も何度も大きく報道させている。
だって、他にニュースがないわけがないんだもの。
いくらなんでも何度も何度もやりすぎる(因みに私が見ているのはNHKです)

こういったことが多すぎる。
こういったことが洗脳教育につながっていく。
第二次世界大戦下の日本の怖ろしい洗脳教育的報道。
それを彷彿とさせる左近のジャーナリズム

そうそう、もう一つ思い出しました!

軽減税率のこともここ数日大きくニュースになっている。
結果として公明党の意見が通り、
種類を除く食品のすべてに軽減税率が適用される(ここまではとりあえず良しとする)
その他の品目として、定期購読の新聞が入ったのだ!
これは気持ちが悪い。
どう考えてもおかしい。
どう考えても、新聞を入れるということで、
政府は新聞社に見返りを求める。
政治とは、そうやって賄賂、見返り、根回し、などしてスムースに社会を回すためのモノなのだろう。
それにしても一部の人たちに権力が集中しすぎている。

怖ろしい。

今のこの日本の状況を怖ろしく感じない人がこの国に存在することも怖ろしい。