核のごみの最終処分場について、
これまで公募を募ってきたが、
結局、どこも喜んで引き受けてくれるところはなく←当たりまえ
国が動き出すことになった。
これから国が選定して、その地域を説得するという方法に変わる。

他人ごとではありませんよ。
あなたの町に、あの廃棄物が来るかもしれません。
その地が決まる前に、
きちんと自分の問題だと向き合って
原発反対の声を挙げていく必要があります。

現在、国内にある高レベル放射能廃棄物は、約1万7000トン
想像も出来ない量です。
これが、原発を稼働すると毎年、毎時、増えていく。
まだ一か所たりとも処分場が決まっていないにも関わらず……です。
ありえますか?

国が、その地を決めるために動き出しました。
条件は、土壌が今後数百年に渡り安定しているところと言う意味で、
色々でていますが、
どこになるから、自分の町ではないからいいではなく、
きちんと反対の意思を表しましょう!
他人ごとにしてはいけない重大事です。

そもそも、その大量の放射性廃棄物を作ってしまったことも問題だし、
では、それをどうしたらいいか。
まず、移動するだけで危険ですから、
今ある場所に置いておくことが一番だと思います。
そもそも原発がある市町村には、
多額のお金が国から落ちています。
それと同じことを国はしようとしているのです。
多額のお金と引き換えに受け入れてもらう以外に、候補地は現れないのですから。

そうすると原発の町と同じことが起こります。

青森県知事選が先日ありました。
現職が低い投票率で勝ちました。
青森には六ヶ所村があります。
大間原発も工事中です。
どちらも役に立っていないわけですが、
物凄いお金が(税金が)使われています。
そのお金で生活している人がたくさんいます。
お蔭で原発から離れられなくなってしまっています。
青森の六ヶ所村は、
平均年収が、日本でもっとも高い町です。
異常な事、想像できますよね。

そこから原発をなくし、
原発収入なしに生活して行くこと。
一度、麻薬に身を染めた人が、麻薬から立ち直ることは簡単ではありません。
働かずしてもらえるお金は、麻薬と同じです。

原発村にはそう言ったことが起きています。
それならとりあえず、核廃棄物もそのまま置いてもらうしか、今のところ方法はないように思います。
何故なら、移動することがよろしくないからです。
一部の地域に集約させられていれば、
被害は小さく治められるけれど、
日本全土に移動したら、もう住めるところはなくなります。

そして、今後、原発を再稼働したら、
毎年毎年、どこにもやりどころのない放射性廃棄物を製造し続けることになります。
今が、原発を辞める、
つまり後戻りする最大のチャンスなのです。

無関心にならず、きちんと反対の意思を示して行きましょう。

それでないと、
近い将来、この国には安心して住む場所がなくなります。
今だって、長野以北は危険地域
つまり国土の半分は福島第一原発事故の影響を受けているのですから。
海に至っては、お魚が回遊していますから、ほぼ全滅です。

低い放射能ならいいや。
と考えて生活するしかないわけです。

将来、私は見るコトがないと思うけれど、
この国は、多くの癌患者たちが福島の影響だと国を相手に立ち上がるでしょう。
水俣病の時と同じ、
そしてもっと多くの人たちが。

その被害者をこれ以上増やさないためにも、
今大人の私たちが、きちんと原発を停止しないと、
安心して生きることは勿論、
安心して死ぬことも出来ないです。