注目選手は、試合の後、インタビューを受ける。
それを聞いていて、スキー選手はちゃんとしているなと感じる。
こういったことも、そのスポーツの協会、先輩方がしっかりしている証拠だろうと思う。

渡部選手は、銀メダル獲得と言うことで、
受賞後、 番組に出演してインタビューを受けていた。
そこでのこと……

スポーツ選手が良く使う言葉だが、
「見せれるように」
と言った後で、
「見せられるように」と言いなおしたのだ!!

ら抜き言葉を、直してくれた選手は、後にも先にも初めてのコト。
色々なら抜き言葉が氾濫しているが、
この「見せれる」という言葉は、かなり気になるら抜き言葉のひとつ。
勿論私は使わない。

スポーツ観戦が趣味の私は、
解説陣の日本語で少々イライラすることもある。
解説は、ほとんど元スポーツ選手なので、
アクセント訛りや間違った日本語がたくさん登場するのも無理からぬこと。
アナウンサーではないので、いいのだが、
気になる私の体質もどうにもならない。

そんな中、きちんとインタビューに答えられていた渡部選手が、
ら抜き言葉をわざわざ訂正したことには、ちょっと感動した。

最初に書いたように、スキー選手は、みなさんかなりきちんと話をされていて
とても好感が持てる。

私の大好きなバレーボール選手たちにも学んでもらいたい。
バレーボールはプロフェッショナルなのだから、
アマチュアのスポーツ選手よりもきちんとインタビューに答える義務がある。
しかし喋られない選手がかなりいる。
正確には、いた。
そう、最近よくなっているのだ。
本人は勿論だが、
周りの環境もよくなって、
人前できちんと喋られるように気にしてくれるといいなと思う。

だって、(例えば)アメリカのプロスポーツ選手で、
インタビューに対して喋れない人なんていないモノ。
喋りすぎて困る人はいるけど(笑)

フィギュアスケートの選手もみんなきちんとしている。
きっとメダルだってついてきてくれるわね~