なんというか映画の始まりと、その映画そのものの印象が

ここまで違うなんて。

最初は、年上の女性が少年を育てる

かなりエッチな映画。

実は、かなり政治的な、

かなり人間的な、

重厚な作品。

読み書きの出来ないドイツ人の女性が、

それを隠し通すために

無期懲役という罪を受け入れる。

彼女を無期懲役の罪から助けることが出来たのに、

彼女がそれを知られたくないという気持ちを尊重して

助けることを辞める。

十数年後、

刑務所に送られてくる荷物は………

衝撃的でしたΣ(=°ω°=;ノ)ノ

私たち日本人は、

当たり前に読み書きが出来る。

それは義務教育という名の小学校、中学校を経て

読み書きを習っているからだ。

当たり前になるということは恐ろしいことだ。

読み書きが出来る。

そのことで、

生活が豊かになっていることをすっかり忘れてしまっている。

何よりも読書だ。

本を読めるということは、

それはそれは豪華な贅沢なこと。

本を読むことで

私たちは別の世界に行くことが出来る。

イメージを限りなく広げることが出来る。

いつからか活字離れという言葉が聞かれるようになった。

若者が本を読まなくなったというのだ。

それは、ビデオという動画に影響され、

そしてパソコンによりオンタイムで好きな画像を見られるようになったから?

しかし、本を読む若者もたくさんいるはずだ。

だって、本は素晴らしいもので、

それはテレビやビデオとは全く違った素晴らしさを持つものだから。

知らない間に、私たちは文字を読み書きできるようになっていた。

それほど厳しい努力をした記憶もない。

当たり前に文字を習っただけだ。

今の時代に、

この日本に生まれたがために

当たり前にいただいたこの才能を

使わないなんて間違っている。

これから先もっともっと

本を読んだり、

文字を書いたり、

たくさんやるのだ!!