一昨日の山登りで、更なる筋肉痛です。

今回は、足だけではなく、背筋、腕まで……。

ストレッチストレッチ……伸びないけど。


先日の山登りで、新たな発見がたくさんありました。

ひとつには、本当に人が居なかったからだと思います。


ヒルメシクイノタワでは、シーンと静まり返った、を感じ、

頂上では、まず、木々のざわめきが、

誰かが天から降ってきたように感じ、

その音がどんどん大きくなって行った。


大地を踏みしめると色々な音がした。

ザクザク、ジュッジュッ、ジクジク、ガサガサ、

雪と霜と泥と氷と……

それを踏みしめる足の感覚も研ぎ澄まされ(ボーっとしていると滑って転ぶから)

人が居ないので音も非常に敏感に耳に入ってきた。


山を登るとき、いつも足元ばかり見ている。

昇りは、当然斜面が前にあるので、土ばかり見ていることになる。

先を歩く旦那様は、時々、振り返って私を待つので、

後方や、山から見下ろす景色などを楽しんでいるが、

遅れて歩く私は、いつも土や枝や根ばかりを見て必死に登っている。

だから、面白くない。

しかし、今回は、見るという五感の中で最も優れた感覚よりも、

他の感覚を楽しむことが出来た。


登る時は急峻でもOK.

下山する時は、なるだけ緩やかな道がいい。

そして、ゆっくり展望を眺めながら降りるのが最高!


山の上の風は、段々強くなり、冷たくなり、山の天候の変化の速さを感じさせられた。

そして、中腹で、私はとても不思議な感覚を味わった。

山の上で、波の音を聞いた。

木々が風と共に作り上げる自然の音は、

波の音と一緒だった。

猛り狂う波の音。

ああ、山と海は一緒の音を出しているのだと感じた。


私は、旦那様の趣味に合わせて一昨年から山に上り始め、

今回が10回目の山登りでした。

未だに、何が面白いのか分からない。

ただ、趣味としては悪くないと思う。


運動になるし、自然と戯れるし、フェトンチット、森林浴、イイモノたくさん吸収できそうだし、

あまりお金は掛からないし(備品は、かなり高額でしたが…)

早起きするのも悪くない。


今年は少し時間が出来るので、定期的に行ってみるつもり。

いつまでも辛いだけではないと思うし、

新たな発見がまだまだまだまだあるはずだから。