新宿紀伊國屋サザンシアター、一年半ぶりくらいらしい。
私の訪問は…
 
今回は「花よりタンゴ」
毎度のことだがあまり予習せず、まあ昭和庶民伝三部作から外されていた舞台らしい。
私のようなテキトーな人にはなぜかなど全くわからない。
どちらかというと井上ひさしさん的な笑いの中にシリアスな問いがあちらこちらに散りばめられていて、笑いながら泣いている、そんな時間だった。
役者さんのリアルな表情が、より一層深く物語の中に入り込ませていく。舞台転換なく、ソファーやテーブルの位置が変わるだけ。出てくる人も多くはない、時間経過もほぼ1週間の間のこと。
それでも戦争中の辛さ、厳しさ、そして戦後の混乱、混沌、その中でも一人ひとり生きていく。
 
井上ひさしさんの舞台を観るたびに、人間ってたくましいなと思うし、庶民というか市民というか、強かだな、とも思う。
そしてそれも生きているからこそで、二年以上亡くなったことを知らされなかったという話、戦後=民主化って訳じゃなかったこと、今更ながら思い知った。
 
いつも撮ってしまうこの場所
次回はマンザナ、わが町
もう予約してしまったわ。