なんというか、時々出かけたくなる、というより、時々は出かけなきゃなって思っちゃう。
何だろう、ここだけで終了からしていたら、ここだけも上手くいかなくなる、そんな気がするのだ。
様々な場や街を眺めて、歩いて、人混みに疲れたりして、
それで戻ってくる場所、そこで気づくことがあったりする、自分にも街にもね。
 
今回は、数週間前に知って、まあ終わるまでには行ってみようって思っていて、、、
昨夜決めたのだ。
で、出かけてきたのは、お茶の水、明治大学博物館「虎に翼」の展示会、というか資料展というか、、、
以前大河ドラマ、鎌倉殿の13人、で同じような展示会に行ったけど、もちろんそれほどの規模ではない、展示室ひとつを使っての開催、隣では阿久悠さんの展示会もやっていた、寄らなかったけど。
なんせ思いの外人が多かったし、それはもちろんお茶の水が混んでたってこともあり、且つ東京駅に至っては週末レベルで混んでいて、横浜に戻ってきてほっと一息、だったのだ。
疲れに行った感ありあり…
 
話はトラツバのことだけど、つくづく私たちの世代はある意味気楽に、高校生までは過ごしていて、大学進学するかしないか、就職か専門学校か、の時点で地域や環境によって差が出る、ということになっていたのかな…なんて思い至った。。そんなことさえあまり実感せずに学生になってしまった私は、戦後になって数十年もたてば少なくとも自分たちと同じ程度の平等が達成された、なんて気になっていたのかもしれない。
いやいや、親の状況を見ればそんなことはないって分かりそうなものだけど、何というか関心が浅かったんだな、私は。
で、大学で女性学!に出会って驚くという…馬鹿か。
 
ちなみに、我が家でも父親は大学進学に反対していたらしく、母や叔父叔母の助言もあって許されたらしい…私自身は直接バトルしてないし、反対!という声も聞いていないのだが。父親は次女である私に対しては強くでたことがないのだ、理由はわからない。
結果いくつか受験して、その時全滅!してギリギリ最後に受験したところに入学したってこと。ついつい、50年近く違う時代の女性と自分のストーリーとを比較しながら(比較しようもないのだけど)資料を読んでしまった。
数年前に亡くなった叔母は多分先駆的な女性の活躍を目にしながら、頑張っていたんだろうな…母も口癖は「女は手に職」だったな…
 

小田原にはモデルとなった三淵邸甘柑荘が保存されているとのこと、行ってみたいな。