認知症対応型デイサービスでのボランティア3回目

毎回気づきがあるのだけれど、今日もつくづく実感したことがあって、それがお題に書いたこと。

多くの人が認知症という言葉に対して感じること、考えていることは、

なったら終わりだよね、とか何も分からなくなるんでしょ、とかなりたくないね〜

そんなネガティブワードばかりだ。

だけど、たとえば糖尿病って言われた時にどう感じるか、考えるか、と比較したら、この認知症に対する言葉の数々が間違っていると思うのではないだろうか。

認知症だってその症状には初期段階があり、遅いか早いかは別として進行していくもので、人は誰でも最終的には亡くなるって話、その最終章においては多くの人は寝たきりになるし意識混濁もあるしせん妄幻聴幻覚だって出てきたりする、認知症の症状だけが悪人のように言われることにはマジで腹立たしいのだ。

 

で、今日の話、皆お話がしたい、話を聞いてほしい、そういう気持ちがある、なかなかそういう時間を取れないのがデイサービスでも入所施設でも同じなのだけど、それでもできるだけ一対一での会話をしたいと思う。その理由はその人の来し方を知りたいし、今の気持ちを教えてもらいたいからだ。

今日は楽しかった〜の意味、そのわけ、ひとりひとり違うそこにいる理由、もっと聞きたいことがあるな、と。

突然そこに通うようになったわけじゃなくて、クリニックからの紹介だったり、ケアマネからの推奨だったり、友人から聞いたってこともありそうだし、、、

 

何というか、もっと自由で気軽に立ち寄れる、そんな場があったら良いのかな〜

 

 

民芸の展示会で手に入れたカレンダー、時代を感じさせないデザインが好きだ。