先日ポチッとして、一昨日?届いて、今日までにほぼ読み終えた。正しくは第2章の映画評・書評・アルバム評は飛ばし読みした、イギリスの映画や音楽をほとんど知らない私には理解できない言葉も多かったから…
なぜこれを読んだのか、は最近になってやっと読んだ彼女の
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」が始まりだ。
彼女の言葉をもっと読みたくなったし、イギリスってなんなのだ!?という疑問があったから。
で結果、イギリスの階級制度の強固さとその中で生きる労働者や移民や様々な人々の困難さと貧困のありようとそれでも強かに生きている人たちに驚かされた。生活保護制度だけはまだ機能しているということも大きいようだが。
いや、多分日本も同様な状況は少しずつ進行しているはずなのだ、知らないもしくは知らされない、もしくは知ろうとしていない、そんな日本で自分は呑気に生きていることを何処かでホッとしていたりする。ヤバい、結構ヤバい、と感じながら。
救いがないように思える文章の中にそれでも生きているだけでOKと伝えようとしているような、その逞しさが私は好きなのだ。
次作もそろそろ届くはず。