折に触れて出会う人がいる、
瀬戸内寂聴さんも私にとってはその一人だ。
もちろん、出会うとは私が彼女の著書や言葉に出会うという意味で、対面したことがある訳ではない。
でもその時その時強い衝撃だったり、共感だったり、学びだったり、あるわけで、多分これからも彼女の著書を読むことで気付かされるのだろうな。
昨日は、日本橋高島屋で開催中の追悼展に出かけてきたのだ。
小さな会場だろうし、それほど時間かからないだろうな、なんて甘い見通しで立ち寄ったのだが…
それで終わるはずがない、展示されている初期の掲載雑誌やそれらの解説やら、映像は見ないで回ったのに、1時間…
途中で少しウルウルしながら、そして源氏物語現代語訳での日本画がまた圧巻で、私読んでいないのだが、いつかゆっくり味わいたい。
寂庵便りも展示されていたのだが、2017年で終わっていたこと、私は2001年末あたりから2005年頃まで購読していたのだ。
寂庵にも行きたかったし、天台寺での法話も聴きたかった。
色々思い出しつつ、寂聴さんに感謝しながら会場を出た。
そういう訳で落ち着いてランチとかカフェもできずに帝国劇場に行ったという。
2000年代初頭から今まで、色々ありがとうございました。
多分、これからも何かにつけて思い出すだろうし、頼ってしまうだろうけど。