昨日届いた、そして先ほど読み終えた。

とある講演会での平野氏の話やとあるシンポジウムでの発言などを再構成し、加筆・修正したものとのこと、Twitterで話題に上がっていて、購入したのだ。

死刑に関する彼の問いとそこから彼が導き出した結論は、分かりやすく、納得できる。

最も印象的で腑に落ちたことは、基本的人権の話だった。

まあ、知りたい人は読んでください、私が説明する以上に簡潔に且つ明確に、基本的人権について語っているし、日本における人権の危うさというか弱さ?は共感するしない、感情の世界で語られているからじゃないか、という話。(これは私の理解で私の言葉だけど)

今私が学んでいる中でも結構人権という言葉が繰り返し出てきて、それはその人の能力とか努力とか行いとかそういうことで左右されるものではないと考えることが基本だと痛感しているのだけれど、何というか、日本では人権が条件付きになってはいないかと。

身近なところに置いて、時々再読しなきゃな、って思っている。