そろそろ梅雨入り、なんて思っているとなかなか雨も降らないものだ。
今日は明日の準備を粛々としていたら気付いたら午後五時過ぎ…
時の経つのは早い
ということで、忘れないうちに短歌覚え書き
東西を分断し壁崩されて静かに残るレンガの直線
賑やかな夏を待つ間にサクランボ実り始める黒い森では
いつの世もこのままで良しと思っても変わらぬものなし薔薇の花咲く
鬼坂を自転車に乗って下ってくその時だけはゆずの気分で
一瞬のキス忘れない永遠に世界の全て無になろうとも
教会の日曜学校ご褒美はランチ後のプリン讃美歌の調べ
打楽器の響き高らか聞え来てコンサート始まるスマホの画面
ビギナーズラックのような投稿歌雑誌に載りて今も続きぬ
クレジットカードもスマホの代金も脳内活動量に比例す
キルシュトルテはサクランボのケーキだと、ドイツ語講座で言っていた。
外出自粛の中での短歌詠みは思い出と妄想とスマホの中で遊んだ気がする。