そう、後一日、今はその最後?の一冊に頭を悩ませている。

が、その前の今日は、以前もチラッと書いた↓これね

https://ameblo.jp/group-en/entry-12262429898.html?frm=theme

 

桐野夏生さんの「夜の谷を行く」にした。

何故か、といえば書棚整理の時に、捨てがたくて残した本だったから。

いやそれ以上に、今に至る自分のストーリーに影響を及ぼした事件の、後日談のような小説だったからだ。

私が大学に入学した時には連合赤軍事件はもちろん終了していたけれど、裁判が行われていた時代。

そして、学内はまだまだ幾つかの組織が蠢いていた頃、私はと言えば、ある意味百戦錬磨の先輩たちに守られて、「運動」というものにのめり込むことなく、学生生活をつづけられた。

あの時、先輩たちがいなかったら…、私のその後がどのようになっていたのかは、全く分からない。

だからこそ、向こう側とこちら側に何か大きな区切りがある訳ではなく、ちょっと強い純粋さとか理想とか少しだけ強い思い込み?とか、そんな程度の差しかないと思っている。

ちなみに当時助けられたな~と実感している先輩は、その後地元で私塾を立ち上げ、子どもの学習支援、就労支援を地道に続けていて、昨年亡くなった。

私が今色々考えていることのベースは、結局あの時の教授や先輩たちの影響を受けていたこと、最近つくづく思い出す。

未だ何も出来ていないけど…