都内のこの辺りは知っているようで知らない、というか全く知らないのだと気付かされた。
ホテルニューオータニでのランチ後、庭園を散策し、
大谷氏が元力士でその後実業家として財をなし、戦後華族から土地を購入し、ホテルを建てたという…
広い庭園には滝があり池があり鯉が泳ぎ…
赤坂のすぐ隣は高層ビルなんてことは忘れてしまいそうな深い緑、ニューオータニにこんなに広いお庭があって、鉄板焼きのお店やらなだ万の本店やら、まあ私には縁がない世界だけどね。
で、そこから歩いて迎賓館赤坂離宮に行ったわけで、
ちなみにこちらは正門で帰路はここから出る、入る時は西門という、学習院初等科の隣からってことも初めて知った。
こちらは南側、というか後ろ側になるのだけれど、この噴水もいやはや。そしてこの写真を撮った場所の後ろの方は赤坂御所だという…緑の中を歩いて行ったら着くことができるのか…
そしてこちらが正面から…
フランスのヴェルサイユ宮殿を模したとかなんとか…
私としては、この間行ってきたウィーンのシェーンぶるーん宮殿を思い出してしまったけど。
正面の玄関上両側に鎮座するのは甲冑姿
不思議な和洋折衷は内部にもあり、明治期の日本に想いを馳せてしまった。
壁の厚みやそこにある調度品や装飾を観ると贅を尽くし、且つ日本的なるものをどのように西洋の建築に載せるか、調和させるか、苦心したんだろうな~とは思う。
だけど西洋の建築の基本にきっとあるキリスト教なるものへの畏怖は、当たり前だけどここからは感じられない訳で、それではなぜ西洋式建築だったのだろう?と考えれば、西洋の建築技術というものを学び日本において定着させる目的は大きかったのかな…
なんて思ったりして。
それにしてもお天気に恵まれ、刺激を受けて楽しい午後となりました。超疲れたけどね。