2月って、他の月より2-3日短い、

ということを広報系の作業をしていると実感する。

予定通りで進めても、あら~もう3月じゃん!って感じ。

そんな2月も後2日で終わってしまう。

ということで、2月10日から26日までの短歌覚え書き

 

目覚め時にパワー充電できたかと尋ねてほしいこころとからだに

 

駅前のお屋敷塀では白梅が身を乗り出して手招きをする

 

抱きしめて背中で遊ぶ両の手が胸の厚さをこっそり測る

 

今日はまだ13日だねとテレビ欄GACKTの文字に録画押してる

 

予報では寒いらしいね週末も君住む街の空映し出す

 

三ケ日のみかんつるりと手から逃げコタツの脇でネコと戯る


公園で幼な子跳ねる背中には天使の羽がうっすら光る

 

手袋をしても震える指先に冬の終わりを拒むよな朝

 

忘れないその言葉だけをよすがとし今を生きてるそんな日もある

 

花粉症舞い始めてる街に居り鼻センサーは老化したらし

 

女性みなキラキラ光る石が好きそんな俗説通じない今

 

新居での猫の居場所はベッド下それでもニャーと領土確保す

 

頼りなさ包んでほしくて手を伸ばす夢の中さえ近づけぬ君

 

楽し気に言葉を投げる君の居て病める故かと小さく頷く

 

またひとつ扉が少し開いたかも嬉しいメール五月の予定

 

今日もまた言葉麗しボランティア誰かがどこかで手を抜いている

 

いく度も確認したよね備品リスト今更聞かれる前提条件

 

紅梅が白梅より先五分咲きとなりし公園柔らかな風

 

予報では曇りのはずが雪ゆらり空から落ちてシュワッと溶ける

 

罰ゲームみたいな坂を上ったら街を見下ろす一瞬のご褒美