カウンセリングなんてものを少し学んでしまうと、
人のこころって分からない、ということがわかってくる。
最近ではコミュニケーション能力とか言われているから、結構普通の人でもこころのありようは人それぞれ、と理解している人も多い。
逆に、身体のことになると、何だか知っている気になってしまうのは、「見える」からなのかもしれない。
太っている、痩せている、背が高い、低い、筋肉質、脂肪が多い、そういう風に「見える」から、あーだこーだとコメントしやすい。
けれど、人の身体もその人だけのもので、隣の人と同じじゃないんだと、最近になって気付いた。
膝の痛み、といっても私の痛みを人に伝えることは難しいし、感じ方も違うし、同じ膝だけど同じじゃないんだと…
今更だけど、はたと気付いたのだ。
私にあった私のための治し方、を探していくことが大事だと。
それにしても、還暦過ぎるまでそんなことさえ気づかなかったんだな、私。