光陰矢の如し、

お正月だ~なんてのんびりしていたわけじゃないけれど、

何だかな~追われるように月日が経っていく。

このまま、名実ともに高齢者になっちゃう?

イヤもう少し、ジタバタしながら、楽しく遊んで生きていこうと思う。

そんな今日、覚えているうちに短歌覚え書き。

 

1月29日

街灯に照らされた道残雪の凍りし塊流氷に似て

 

1月30日

見てるのか見られているのか檻の前パンダはゆっくり眺め去りゆく

 

1月31日

満月は雲間にちらり顔を出し忘れるなよと云いつつ隠れる

 

2月1日

寒空の冷たく始まる如月に梅の蕾が春呼び始める

 

2月2日

痛いほど雪模様の朝エアコンはチカチカ点滅終了となる

 

2月3日

入れたはず入っているはずと思いつつ自信持てずにバック揺さぶる

 

2月4日

墓苑には濃い桃色の花咲いて北風負けず春を主張す

 

2月5日

無理にでも笑顔作ればほんのりと穏やかになるこころおかしき

 

2月6日

毎日の小さな出来事独り言聞いてほしくてブログに載せる

夕暮れに光るネオンが眩しくて背中向けたしビルの正面

 

2月7日

長き夜うなされるよに目覚めれば短き夢の欠片も残らず

早朝に届く講座の申し込み思わずチェックすSNSを

 

2月8日

詠われしニワトリの絵図目に浮かぶ時空を超えていのち輝く

 

2月9日

エアコンの風吹き始めカーテンは朝日を浴びつつゆっくり揺れる

 

2月10日

豚肉か鶏肉にするか迷いつつ牛肉の棚素通りしている

三年の月日はビルの内装も変えて見知らぬ人の集える

 

2月11日

走れない跳べない我の運動は手足ゆらゆらクラゲの如く

 

2月12日

朗読のパワーにたじろぐライブでは梅酒じゃちょっと負けてる気分

 

2月14日

目の前に置かれたチョコはお供えのようにいっとき飾られて消ゆ

夕暮れにひとりワインの栓を抜きほろ酔いで聴く高橋真梨子

 

2月15日

守るべきものなどないと嘯いて君は自由にいきてるつもりで

 

2月16日

真っ青でただただ全て青い空晴天という言葉では足りない

 

毎日のお題を詠うだけで精一杯だったかな…