以前も書いた記憶があるが改めて
母は60代に入ったころから少しずつ変化が出てきて
多分それは老人性のうつが始まりで
その原因は父のリタイアだと思うのだけれど
気付いた時には認知症の初期段階で
色々あったのだけど
結局それが遠因で
突然なくなってしまった。
父はその数ヵ月後に脳梗塞で倒れ
一旦は回復したものの
長患いもせず翌年人生を終えた。
実の親を介護した、という実感は余り持てず
どこか両親の死に納得できずにいる、
既に7年以上経っているのに。
今唯一残っている義母は80を過ぎ
どうにかこうにか一人暮らしを続けている。
この先どうなるのか、誰にも判らない。
自分の良心が試されているような
自身の身勝手さを糾弾されそうな
犠牲を担うことを言外に要求されそうな
複雑な思いの中に自分がいる事自体が
とても居心地が悪い。