玄侑宗久氏の新潮文庫新刊
禅師のイメージが芥川賞作家のイメージより大きく

エッセーは読んでいても小説を読んだことはなかった。


読んでいる間も、読み終わってからも

不思議と柔らかな気持ち

魂や霊、気、というものを信じないわけではないが

「存在」を感じるほどではないし

整体を受けている時の温かな感覚を

気を感じていると思わないこともないけど


だから何かを理解したとか信じられるとかそういうことではなく、

ただリーラという言葉の印象が強く残って、穏やかな心がある感じ。


そして今彼の禅的生活を読んでいる。