苦手というほどではないけれど、正直難しいと思うことも多い。
最初に住んだ団地は近隣との付き合いは皆無、二年足らずで引っ越したこともあって必要性も感じなかった。
次に10年以上住んだ所は新規分譲で一斉入居、そのせいか当初の煩わしさはなかったけれど、管理組合や自治会と役員をやる度に、無関心な住人やクレームしか言わない人にこちらがイラついて、全面改修や建て替えといった長い間には出てくるであろう問題を、回避したいという思いもあって引っ越した。
初めて買った一戸建ては小規模開発の中の中古物件、近隣は同世代も多く気楽な部分もあったけれど、日中誰かが家に居ることが基本のような住宅地、戸建の気楽さとしんどさを理解するにはここでの十年は良い勉強になったかもしれない。ちなみにここを売ったのは家と土地そのものの問題。
そして今、これまでの経験知で引っ越し直後の小さな行き違いも何とかクリアしたつもりだけれど、結構難しい地域だな、と思うこともある。
年齢的には一回りぐらい上で時間的に余裕のある人が多い、その分様々な噂には事欠かない、らしい。
つかず離れずの関係にはもう少し時間が必要みたいだ。