キャリアカウンセリングの基本は、その人が未来に向かってどんな生き方をしていきたいか?を考え計画し実行することへの支援だ。

目標が定まらない、具体的に考えづらい、どのように行動すればよいのか良く分からない、そういう疑問や不安や戸惑いを聴き、考えるヒントなり情報を提供していくことも大切だ。

今行政が主体になっている就労支援や再就職支援の場で行われるカウンセリングは多くがこのようなキャリアカウンセリングだ。


けれど、未来に向かって何とかしなければ、と思いながら一歩が出ない、動き出せない、怖さ、恐れ、不安が未来への希望よりどうしても大きいままで小さくならない、そういう人がキャリアカウンセリングで将来の話や具体的な求職活動のノウハウなどの話を聞いても、結果として動けずに立ち止まったままで時が過ぎていく、ということがある。

心の中にある不安や怖さ、恐れと共存しながら、動き出せる人もいるだろうけれど、これは結構難しいことだと、私は思う。


そんな時は先ずカウンセリング、心理カウンセリングを気楽に受けて欲しい。

親でも友人でも先輩でも上司でもない、プロのカウンセラーに話しを聴いてもらうことで、きっと未来への力も沸いて来る、そういうエネルギーを自分が持っているということに、改めて気付くはずだ。