今日の夕刊に出ていた記事。
都内の公立中学校で進学塾の講師による塾がスタートしたという話だ。
この話は当初学校側が行うということで教育委員会が難色を示していたことを、地域団体が主体となって行うということで承認されたらしい。
私は勝手にこの塾は、授業に追いつかない生徒、学業不振児童向けのものだと理解していた。
けれどこの試みが、成績優秀者を対象にした難関高校受験対策が狙いであるということを知った。
義務教育とは何なのか、
中学校が社会に出て生きるための最低限の教養、学問、知識を身に付ける場であるならば、先ず考えなければならないのは、卒業時に分数や掛け算の出来ない、アルファベットが判らない、新聞の文章が読めない、
そういう生徒たちをこれ以上増やさないことだと私は思う。