世界遺産。
テレビでの映像に圧倒されながら、キリスト教における聖堂の意味を思った。
ドイツ的なるものとはキリスト教的なるもの、でもあり、その象徴的なものの一つがこの大聖堂なのかもしれない。
周辺の建物は多分厳密に規制され、郊外からケルンに近づくにつれ、大聖堂だけが抜きん出て高くそびえている。
外側のその大きさと共に、内部のその力強さ、外も中も隅々まで考えられた装飾の数々。
黄金の棺、壁面を彩るステンドグラス…
一二時間の市内観光程度ではごく一部しか鑑賞することができないであろうその大きさ。
ヨーロッパにおけるキリスト教の力を充分に想像するに足るその存在。
次にドイツに行く時には必ずケルン大聖堂に行きたい、そう強く思う。
でもいつ行けるのだろう…