日経ビジネスを購読している。と、週に数回メールマガジンが届き、その中には様々なコラムがあり、時としてとても含蓄のある言葉が見つかったりする。


この言葉は、4月18日付けの田坂広志さん(シンクタンク・ソフィアバンク代表、多摩大学大学院教授)のインタビュー記事、「働く」って何だっけ?日本の労働観を再考せよ、の中で語られていた言葉だ。

日本人の労働観の根底には「働くとは傍(はた)を楽(らく)にすること」というものがあると…


長いインタビュー記事を簡潔にまとめる技は私にはないけれど、この傍を楽にするということが心にストンと落ちて、「世のため、人のため」「世間のお役に立ちたい」といった一昔前まで当たり前に使われていた言葉を改めて思い起こさせてもらった。