正社員として働こうと決意した時から、回りの人の協力がなければ働けないということは明白だった。
当時の保育園は乳児の延長保育はなかったし、延長保育が可能になっても朝8時から夕方6時まで。
近い場所で働いていてもなかなか難しい時間、多くの親たちは送り迎えを近隣の人に依頼していた。


我が家の場合はそれに加えて夕方は6時半頃まで預かってもらうことを前提に人探しから始まった。

知り合いに依頼したり、近所の人に紹介してもらったり、結局保育園卒園までの6年間で4人の女性にお世話になった。

残業時には夕食まで食べさせてもらうこともあり、本当に育ててもらった感じだ。


最初の会社は車通勤、朝送迎を依頼している方のお宅に子供を届け、その足で会社に向かい、仕事をこなし、終業後またバイパスを飛ばしで子供を迎えに行くという毎日。

タイプの量が多くてディスプレイを相手に目を酷使し、帰りのドライブでは目がしょぼしょぼ、転職を考えた理由の一つが車通勤であったことも確か。