数ヶ月前、題名を見て印象に残っていた。今日別の冊子を購入するついでに衝動買いしてしまった。
アウトドア製品のメーカーである「パタゴニア」の創業者による経営論だ。
「パタゴニア」は日本支社が鎌倉に出来たころから気になっていた会社で、一時は本気で転職を考えたこともある。
タイミングが合わずに履歴書を送ることもできなかったけれど。
そして勤め先の近くにお店が出来た時、覗きに行って開店記念の中華まん(?)を貰ったことを思い出した。
「地球を守る」を基本に企業経営をしていくということは、今なら広告コピーとして多くの人の共感を得る言葉だが、「パタゴニア」が創業した当時は多分呆れられるほどの先見性と意外性を持ったものだったに違いない。
けれどそれを諦めず継続し今に至っている、その事実を素直に凄いと思う。
環境問題だけでなく、働く人に自主性と責任を与え企業と社員が強い信頼で繋がる組織を目指しそしてそれを実現させているということ、このことにも驚くと同時に見習いたいと思う。