今は昔のように食事の支度をしたり洗濯・掃除をしたりという「家事」に多くの時間を取られるということはなくなったが、考えながら処理しなければならないことは多くなっているように思う。
また、「子育て」に掛かる精神的・肉体的負担は夫の過重労働や核家族化で大きくなっている。
「介護」についてもしかり、二世代三世代の家族であれば介護の担い手は二人・三人だったものが、核家族状況の中で配偶者一人の肩に掛かってきてしまう。


軽減されたように見える「家事労働」も個々に重心の違いがありそれぞれに悩みも不安も違う。
先ずはその違いに目を向けることが大切だと思う。