産業カウンセラーの交流会で内観の話を聞いた。
「してもらったこと」「してさしあげたこと」「迷惑をかけたこと」の三つを思い出すこと、と書き出すと簡単に思えるかもしれないけれど、基本は感情抜きの事実を書き出すこと。
それだけのことがなかなか出来ない。というよりも「忘れている」のか「思い出せない」のか。
本来は二泊三日や一週間といった期間で集中して行うとのこと。
三日目あたりにパッと認知が変わる感じがした、と体験者。
記憶の中で感情に絡められてゆがんでしまっている事実を事実として捉えなおすことで、自分の見方の癖やゆがみに自ら気づくということらしい。