健康で平穏な日々を送っているとついこの時間は永遠に続くと思ってしまう。けれど人は確実にいつかこの世界に別れを告げる時が来る。
永遠の命を手に入れられた人は誰もいない。この世界で真理と言えることがあるとすれば、それは人は必ず死を迎えるということだ。
そのことを現実として感じた時、私は自分の気持ちに忠実になろうと思った。
周囲の人から見れば我ままに見えることもあるかもしれない、大人気ないと思われるかもしれない、けれどそんな他人の思惑など、自分が生きていることの大切さに比べれば問題にならない。
生きている時間を無駄にしてはいけない、今改めて痛感している。