車中で読んだレポートの特集が「できる会社」のメンタルヘルス(管理職教育)。
職場のメンタルヘルスに積極的な会社は、一般的に会社自体が健康であり、それにはまず管理職がメンタルヘルスに対する考え方をしっかりと身につけていることが重要であるとのこと。
何故管理職のメンタルヘルスに対する考え方が最重要なのかといえば、それによって企業のリスクマネジメントが徹底され、管理職自身が企業活動において大きな役割を担うことになるからだそうだ。
けれど現実にはメンタルヘルスを企業のトップや管理職に理解させることはとても難しいと、身近な事例を見ながら思う。
心の病で一ヶ月以上休む労働者の比率は中小企業ほど多いということが以前報告されていたが、メンタルヘルスの重要性を理解し且つ管理職教育が大切であるということを知らない企業がまだまだ多い。
健康保険組合で心の病に対する支援が未だ行われていないところもある。
「できる会社」だけがメンタルヘルスに熱心でいる状況を全ての会社がメンタルヘルス活動を行うという未来になってほしい。