朝日新聞生活欄に、夫の勤務地への転居と出産で退職した女性の話が出ていた。
不慣れな地での出産と育児、「自分の場」がないことへの不安や焦り、そして、再就職の難しさ。
記事の中の彼女の苦悩や焦り、辛さが他人事に思えなかった。思わず、二十年近く前の自分の体験を思い出してしまう自分がいた。
相変わらず年齢の壁があり、子供を持つ女性への様々な意味での社会の厳しさは変わらず、けれど何か動いていなければ不安にさせるような社会の余裕のなさだけが大きくなっている。