今日の朝日新聞に揺れる成果主義と題した記事が掲載されていた。1990年代前半電機メーカーが導入したのを皮切りに日本でも多くの企業が成果主義を給与体系に組み込んできたが、社員側からの不満や業績に直接結びつかないという現状から、見直しが始まっているということだ。
私の職場では今年の4月から本格的な成果主義が導入されたばかりだ。相変わらずの周回遅れ的なマネージメントなのだが、それ以上に社員から不満が出ているのは周回遅れの割りに改善されたものではないということだ。
それ以上に成果主義導入の中心的存在だったスタッフは今夏突然退職してしまった。制度のメインテナンスもフォローも何もない状況で、今年の評価をする時期になってきている。
評価される側としては、制度の内容以上にその手際の悪さに不満感が募ってしまう。