大切な人を守るためだったら戦争に行きます。という答えを何かのインタビューで聞いた。
正直驚いた。守るということと戦争と言う言葉は、私の中では全く繋がっていない。
戦争で守ろうとするものは国家、国体であって、決して国民でも家族でも故郷でもない、と私は思う。
大切な人を守りたいのであればしっかりとそばにいてその言葉通り守ればいい、と。
「攻撃は最大の防御なり」という言葉はスポーツの世界だけだ。攻撃すること、戦争をすること、武器を持って相手の地に踏み込むこと、は相手の大切な人たちを傷つけ殺すことであり、結果として自らの大切な人たちが傷つけられ殺されることだ。
大切な人や物や場所や思い出や様々な大切を守りたいのであれば、それは相手の様々な大切を自分のものと同じように大切にすることだ、決して相手の大切なものを傷つけ殺すことではない、と私は考えている。