カウンセリングを学び始めたきっかけの一つは「老い」について心の問題から見つめたいとの思ったから。
当時、母は熱心だった教会の活動から遠のき老人性うつ病のような状況にあった。カウンセリングを学び始めてもなかなか肉親である父母の心に添うことは難しくもどかしさを抱いている間に別れを迎えてしまった。


今、何人もいた姉妹を続けて失ってしまった叔母が一人で暮らしている。久しぶりに話をしながら、老いるということの辛さが私に迫ってきた。

今なら少しは彼女に添うことができるだろうか?