この間、車上荒らしにあった。
仕事の関係上、車で移動しているわけだが
作業中は車に鞄を置いたままにしてた。
勿論貴重品とかも全部。
確かにこれは自分の落ち度だ。
車を離れてた時間、約1時間ほど。
この間に運転席の鍵を開けられ、鞄ごと持ってかれた。
中にはそれなりに入ってたし、金額的にも結構。
直後に入っていたクレジットカードも使われてた。
そして、身分証明書も。
直ぐに警察に連絡して被害届を出した。
警察も曖昧な答えでは動かない。
確かに曖昧な答えは不味いのかも知れないが
被害に気づいて
「此処でやられたはず」
多分、とか~はず、とか。
そういう言葉を言ったらもうアウトだ。
「他の場所でやられたんじゃないか」とか
そんな風に言われる。
警察も地区によって管轄がある。
あっちだと、管轄違うからまた書類とかがとか、うんたらかんたら。
「一応こっちで被害届書くけど。見つかって他の場所だってわかったら教えてね」
それって、違う管轄での被害だったら
おたくに「違う場所でした。ごめんなさい」
って言えってことだろうか。
被害届を書く。
「俺、面倒だからこっちに書くから」
…面倒ってどういう意味だ。
こっちと言われてもどんな書類かも解らない。
被害にあったものについて。
「いくらくらい?」
鞄いくら、とか、財布いくら、とか。
総てに値段をつける。
「今買うとしたらいくらか?」
そんなこと言われても。
事件後数週間。
新たな被害発生。
『見知らぬ請求書』
立て続けに3通。
これも被害。念のために警察に届けた方がいいだろう。
親警察に電話したら
「担当の者って誰かわかりますか」
担当の者なぞ知らん。
ここの交番で届けたがというと
そっちに電話をまわされる。
事情を話せば、今日それを持ってきてくれとの事。
仕事を早く切り上げ、警察へ。
行ったらいったで、電話にでた警官と違うらしい
「何で着た」的な高圧な態度。
交番内で話が行き届いていない。
一から事情を説明。
頭の堅い警官。
漸く電話の警官らしき人物登場。
話をする。
また、手紙着た。
これも言って置いたほうが良いだろう。
もって行く。
「こんなケース初めてだ」
「交番では対応しきれないので、親警察に電話しておいたから、そっちへ」
話をしている間にも
「こんな言い方悪いけど、これだけに関わっているわけじゃないから」
そんな話。
自宅へ帰り、親警察の言われた場所へ相談に行きたいと電話。
「これは貴方の被害じゃなくて、(手紙側の会社)あっちの被害だから
被害届とかは会社の方が出すなら出すという形になるので。
きて貰って、まぁ詳しく話を聞かせてもらうとしても。
答えられることは同じ」
他に被害とかにあった人の声をネットで見てみたりした。
やはり、だいたい似たような話。
誰も、自分の事件だけを集中して調べて欲しいなんて言ってない。
新しい被害が出てきたし。資料として提出したら、
いつか犯人逮捕に役立つかも知れない。
そういう思いで、自宅から離れた交番へ通い、送られてきた請求書とかを
提出に行った。
ただ、それだけだったのに。
「使われたカードとか、二次被害にあってるとことかには連絡して
警察にも届けてますので、って言えば大丈夫だから」
そんなことは既にやっている。
総て連絡とかしてから、あくまで「資料」として知らせに行ってるだけ。
二次被害についてどうにかして欲しいと言いに言っているわけではない。
出来れば、こういう資料を提出したら、
本当に、もしかしたらだが、犯人が捕まるかも知れない。
そんな淡い期待と、犯人を捕まえたいという無駄な正義感を持ってしまった自分。
意気込みすぎた、哀れな自分。
親警察での電話。やり取りの後。
なんだかもう。悔しくて、涙が出た。
ただの一市民が、無駄なことをした。
被害届出したら、もう。二次被害は、自分でその相手会社へと連絡して
「自分は違います」
そうして、向こうは向こうで調査して、結果を教えてもらう。
それだけで良かった。
わざわざ警察へ届けなくても。
多くの事件の中の
多くの車上荒らしの
たまたまひとつ。
ただそれだけ。