今日もこんな感じで行こうかパー
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あ、あの~先輩 今日は残業なしにして貰えませんかねぇ~最近疲れててground2zeroさんのブログ-ファイル0871.gif
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ん~~今日の残業を無しにねぇ~…
むかっground2zeroさんのブログ-ファイル1098.gif
…マ**ファッカー!!!!
 
 
 
『鏡にうつる少女』
 
 
玄関のチャイムが鳴った
 
淳は2階の自分の部屋で、引っ越し荷物を片付けていた。
 
父は会社へ行っており、母は丁度買い物へと出掛けていた。
 
そして家に残って居るのは淳だけだった。
 
淳は階段を降りて玄関の扉を開けると、中年の男が立っていた
 
中年の男は夏だというのに、ツバのある黒い帽子を目深に被り、黒い作業服らしい長袖のつなぎを着ていて、見た目は陰気な感じで気持ち悪い笑みを浮かべていた。
 
『ガラス屋ですが、ご注文の鏡を取り付けに参りました』
 
男は丁寧な口調でそぅ呟いた。
 
淳は『俺、鏡のコトなんて聞いてないけど…?』
 
『代金も頂いておりますし、鏡を取り付ける場所もきちんと伺っております。』
 
そぅ言って男は、無表情な顔をして淳を見つめた。
 
男の顔は青白く 今日は30℃近い気温なのに汗もかいてはいなかった。
 
淳は妙に不信感を覚えた
 
『何処へ鏡を取り付けるんですか?』
と淳が訪ねと
『2階の東側にある、洋間の壁に取り付けると頼まれております。』
と男は言った
 
そぅ そこは淳の部屋であった
 
(誰が注文したんだ?鏡なんて要らないのに。お父さんかなぁ?それともお母さんかなぁ?)…
 
いずれにしろ、この鏡を取り付けなければ男は帰りそぅにもない。
 
男は10分程で作業を終えると、
『どぅもありがとうございました…』
 
と一言 呟くと帰って言った
 
その鏡は紫色の縁を型どった丸型の鏡だ
 
鏡は、窓と扉の間の壁にまるで以前からそこにあったかの様にぴったりと収まっている。
 
何気なく鏡を見ていた淳は鏡の片隅にチラッと、女のコの顔が映ったのを見た
 
ビックリした淳は慌てて後ろを振り返って見ると
 
何も居なかった。
 
すると、
『あ…あ…あ…あ…あ…』
と言うノイズの様な声がしたので部屋の中を見渡してみた
 
すると午後15時くらいだと言うのに部屋の中が真っ暗になり生ぬるい風が入って来た
 
淳が鏡の方へ目をやると、鏡の中に長い髪の血まみれの少女が映っていた
 
少女は今にも鏡の中から飛び出してきそうで淳は近くにあった野球バットを振りかざし鏡を壊した
ガシャんと音を立てて鏡は崩れ落ちた
するとさっきまで闇に包まれていた部屋が急に明るくなり、綺麗な夕日が窓から射し込んでいた。
『鏡 割っちゃった、ど どぅしよう…』
と我に還った淳はその場で立ちすくんだ。
玄関のチャイムが鳴っている。しかもなかなか鳴り止まない。
 
買い物から母さんが帰って来たのかと思った淳は、慌てて2階から降り玄関の扉を開けた。
淳はビックリして『あッ』と声をあげた
 
淳の目の前に
黒い帽子のツバを目深に被り、作業服らしきつなぎを着た、青白い顔をした中年のあの男が鏡を持って立っていた。
すると男は淳に向かって
 
『鏡が割れた様なので、取り替えにまいりました。』
『代金は、すでに頂いておりますのですぐに取り付けさせて頂きます。』と
 
少し不気味な笑みを浮かべ、無表情な目を向けて陰気な声で
そぅ言った…。
……………………………………
 
 
よし、今日はこんな感じで良いだろぅ、お疲れさんヨシノブ君パー
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はい、なら今日はこれで上がらせてもらいますね先輩音符
ではお先に失礼しま~~~~す!!!
おぉ~気を付けて帰れよパー
 
なら、俺もトィレに寄ってから帰るとするか…ガチャッ
ノォーーーッ!!!ground2zeroさんのブログ-ファイル1097.gif