ゴジパ・ボブジとエミル・キピータがルド・ミンナとディプラ・ボンザに話しかける。
俺たち4人の上級サーパス、名付けてアドバンスフォーは脳内で相手と会話をすることが出来るのだ。
いわゆる脳内通話と呼ばれる能力である。
「B地点は五十嵐ゆりなというアノマニスに邪魔をされたよ。収穫は3人だけだ...」とゴジパ・ボブジ。
「D地点は西園寺かずとの邪魔が入った。収穫は今のところ10人だけだ。」と、エミル・キピータ。
「ったく、あたしたちだけで残りの仕事を済ませるしかないじゃない。」、とルド・ミンナ。
「13人の命を奪ったってことは、あと何人の生贄をささげりゃ良いんだ?」、とディプラ・ボンザ。
「ったく、あんたってどれだけ頭が悪いのよ。合計であと187人よ。あんたはあと94人の命を奪ってちょうだい」、ルド・ミンナが言う。
地味にボンザに1人分の仕事を増やしているのがあざといが、ボンザは馬鹿なのでそんなことは意にも解せず「おう、任せろ!」と答えた。
ゴジパ・ボブジとエミル・キピータが西園寺かずとと五十嵐ゆりなの気を引いている間に、彼らは残り187人の命を奪うことに無事成功したのであった。
仕事が終わると、ゴジパ・ボブジとエミル・キピータはそれぞれ西園寺かずとと五十嵐ゆりなに「我々の任務は一段落した、また会おう。」と言って消え去った。
2人があとを追おうとしたとき、サーパスの4人は既にある場所に集まっていた。
そこは魂が集まる神聖な場所。
魂は美しい... 今こそこの神秘の力を、悪の皇帝、フェルド様にそそぐとき。
既に50個の魂がフェルド様の前に群がっている。
4人は集めてきた200個の魂を解放した。
魂が、封印されたフェルド様の身体に次々と吸収されていく。
全ての魂が吸収され終わった時、静かに、とても静かに、封印が解き放たれた。
「フェルド様、ついにお目覚めになられましたか。」といって4人が頭を下げる。
「ご苦労であった。随分長いこと眠ってしまったが、これからは我の時代となる。4人とも協力せよ。」
「ははぁ。」、フェルドの言葉に4人が再び頭を下げる。
フェルドは4人にサーパス社会を形成するための最初の命令を下した。
「まずはアノマニスを処罰せよ。奴らがいると邪魔で仕方がない。アノマニスの中でも特に強大な力を持つ2人、ケプラ・ディラザーとラスカ・エメラルドを倒せ。奴らはそれぞれ人間界では西園寺かずとと五十嵐ゆりなと呼ばれていると聞く。ゴジパ・ボブジとエミル・キピータは西園寺かずとを、ルド・ミンナとディプラ・ボンザは五十嵐ゆりなを倒せ。」