ルド・ミンナとディプラ・ボンザの2人は付き合い始めてから3年目を迎えていた。

 

ルド・ミンナは気が強くしっかり者の女の子。

 

物を凍結させる能力と戦闘中に相手の動きを読む能力を持っている。

 

消耗が激しく、持久力がないという弱点がある。

 

そう、ルド・ミンナは他のメンバーと比べて体力があまりないのだ。

 

ディプラ・ボンザはアドバンスフォーきっての力持ち。

 

体力だけなら他のメンバーを圧倒的に上回るが、頭がお世辞にも良いとも言えないという弱点がある。

 

またボンザはどんな物も自分の武器に変えてしまう能力を持っている。

 

ルド・ミンナの戦闘スタイルは遠距離戦に向いており、ディプラ・ボンザの戦闘スタイルは接近戦に向いているのだ。

 

この2人が出会ったのは3年前のこと。

 

ルド・ミンナがサーパスを繁殖させるために人を襲っているとそこに一体のアノマニスが現れた。

 

それはあの西園寺かずとだった。

 

かずとはルド・ミンナの弱点を見抜き、接近戦で彼女を追いこんでいる。

 

攻撃を受けて痛んでいる彼女を救ったのがディプラ・ボンザだった。

 

それが2人の初の出会いである。

 

性格や好みも対照的な2人だったが、何故だか馬が合った。

 

性格や好みが正反対の2人が親友になるということはよくある。

 

この2人の関係もそのようなものに近いのだろう。

 

2人は五十嵐ゆりなが仕事場から帰宅するところを待ち構えた。

 

彼女が職場から帰宅する途中の出来事。

 

突如、彼女の足元が凍結した。

 

ルド・ミンナが未来のゆりなの動きを読み、彼女の足元を固めたのだ。

 

次にディプラ・ボンザが足元にあった石を拾い、それをハンマーに変えた。

 

「砕け散れ、エレクストライク!」、ゆりながボンザに雷をお見舞いするが、それはハンマーによって弾かれた。

 

次の瞬間、ハンマーがゆりなに直撃した。

 

「ついにやったわね。」とルド・ミンナ。

 

「ああ。これで任務完了だな!」とボンザ。

 

2人は気を失ったゆりなを生き埋めにした。

 

アドバンスフォーのメンバーである4人はお互いの任務が終わったことを確認した上でフェルド様に結果を報告しに行った。

 

フェルド様の喜ぶは凄まじかった。

 

「ついに我が理想の世界を実現するための準備が整った。あとは光のデバイスを見つけるだけだ。」

 

「光のデバイスって何だ?」とディプラ・ボンザ。

 

他の3人も首を傾げる。

 

フェルドが言った。

 

「光のデバイスとは世界を征服する力を秘めている奇跡の装置。Aランクのアノマニスの2人を倒した今、その装置さえ手に入れられれば世界は我々のものだ。光のデバイスは銀色で四角い形をしている。タイムリミットはあと一か月。その間に光の装置を探し出せ!」