今回は経営戦略であるブルーオーシャン戦略の中の一部でもあるティッピング・ポイント・リーダーシップに関してお話させていただきます
ある意味で変革を乗り越えるリーダーシップと言ったところでしょうか
新しい戦略ほど、実行する際に現場での抵抗は大きくなるものです。
従来の常識では、大きな変革ほど長い時間と膨大な経営資源を投資するものとされてきましたが、このブルーオーシャン戦略では短期間に低コストで実行することを主張しています。
実行を妨げる組織面のハードルとして以下のものがあります。
・認識
・経営資源
・士気
・社内政治
これらにトップダウンで立ち向かうには膨大なエネルギーが必要です。
それに対してここでは、大きな影響力を及ぼす少数の人間や出来事を探し出し、そこに集中して働きかけるアプローチを取ります。
それをティッピング・ポイント・リーダーシップといいます。
4つのハードルに対し、それぞれに最も影響を与える要素を見つけ出し、そこに集中的且つ迅速に働きかけるのです。
ハードルを超えるためのティッピングポイントは以下の通りとなります。
認識のハードルに対して
→相手に厳しい現実を叩きつけ、肌に触れさせる。
経営資源のハードルに対して
→重点領域(ホットスポット)に資源を集中させる。
士気のハードルに対して
→影響力の大きい中核人物に徹底的に働きかけ、彼らの行動を全社員に見えるようにする。
社内政治のハードルに対して
→この戦略転換で最も得をする人を守護神としてつける。
ビジネスシーンで活用する中で、どこに作用すれば最も有効であるかを見出すことが大切です。洞察しましょう
また、時間をかければかけるほど抵抗勢力は拡大すると言われています。
新戦略を持ち出す時には迅速さが求められるということですね
以上!Kazでしたᵋ₍⚬ɷ⚬₎ᵌ