2018年の仕事始めは文化放送の朝のニュース番組、The News Masters Tokyoでした。

 

これがそれ。

 

年末からしばらく仕事をしない日が続き、すっかりデトックスしました。この歳になると、長いこと眠り続けることができなくなっているのですが、不思議なことに、一定期間仕事からはなれていると、若い頃のように8時間でも9時間でも眠り続けられます。暢気な仕事をしている僕でも、やはり知らず知らずのうちに一定の負荷がかかっているということでしょうか。

 

で、このラジオのお仕事、当初は番組がスタートするときに週1回の出演でどうか、と打診をされたのですが、毎週はちょいとキツいと思いましてお断りし、月に1度出ておりました。しばらくこのペースでやっているうちに、朝のラジオの仕事は実にイイということが分かり、昨年秋から毎週金曜日のレギュラーをお引き受けしております。

 

テレビといっても、僕が出るのはニュースの解説程度なのですが、同じ朝のニュース番組でも仕事としては、テレビよりもラジオのほうが僕はずっとスキです。それはなぜかと尋ねたら、

  1. 自分なりの考えごとをご提供するというのが僕の仕事でありまして、これはテレビでもラジオでも変わらないのですが、テレビの場合、番組に1時間出ていても意見を述べるのは合計でホンの数分に過ぎません。これに対して、The News Masters Tokyoの場合、わりとゆっくりと話をすることができます。
  2. ラジオは自由度が高い。テレビでも好きなことを話させてもらえますが、ある程度話のポイントをキャスターや他の出演者の方々と事前にすり合わせておく必要があります。その点、ラジオはまったくのぶっつけ本番。その場の流れで自由に思いついたことをお話できます。台本もほとんどないに等しい。
  3. これに関連して、テレビだと(生放送のニュースの場合)番組の開始2時間か1時間半ほど前に曲に入って打ち合わせをする必要があります。一方のラジオは打ち合わせの時間が短い。というかほとんどない。30分ほど前に曲に入り、ご挨拶やコーヒートークをひとしきりしたらすぐにスタジオに入って本番となります。拘束時間が短くてイイですなあ。
  4. しかも、僕の出番は7時台と早いので、その日の仕事スケジュールとのコンフリクトもほとんどありません。出番が終わってジムに行き、仕事場に入ればフツーに普段の1日の仕事ができます。
  5. さらにいえば、お願いすれば自分のスキな曲をオンエアしてくださいます。このところはイントロの天才(ラジオはイントロ勝負)、ドゥービーブラザーズを集中的にかけていただいております。この辺もラジオは柔軟でeeなあ! ときどきはBluedogsの曲もかかります。ありがたき幸せ。
  6. これはラジオというよりThe News Masters Tokyoという番組に固有の美点なのですが、ディレクターや構成作家、キャスター、アナウンサーの方々がナイスガイぞろいで、当方といたしましてはヒジョーに気持ちよくやらせていただいております。今朝はChina Groveでした。
  7. メインキャスターはプロゴルファーのタケ小山さん。僕と同い年でいらっしゃいまして、対人関係能力が抜群、実にチャーミングな方です。アナウンサーは小尾渚沙さん。きっちりとしたプロの仕事ぶりで頼りになります。

 

この方々がその方々。

 

毎年気をつけているのですが、長期休暇(夏休みと年末年始)明けはゆるゆると始動するに限ります。いきなり難しい試合に出て全力投球すると肩を壊します。今年も朝のThe News Masters Tokyo終了後、そのままジムに行き、トレーニングとサウナのあと朝御飯を食べてすぐに帰宅いたしました。実働1時間の仕事始め。これぐらいがちょうどイイんですね、ええ。

 

来週からはきっかりと仕事をしたいと存じます。