毎年年末に、年初に掲示した目標を達成したかどうかをレビューしているわけです。本年の3大目標は以下の通りでした(今年の1月の記事より引用)。 

 

1.77キロを意識する

昨年と同じ、しかも楽々と達成できた目標を継続して掲げることにいたしました。考えれば考えるほどこの目標設定は上手くできている。とにかく「意識する」だけでイイ。すなわち無理がない。しかも意外と実用的。少なくとも体重は80キロから増えない。あと8年ぐらいこの目標を掲げ続ければきっと夢の77キロになることでしょう。

 

2.姿勢を良くする

具体的には肩甲骨を中に入れ、肩を後ろに引くように意識する。昨年は春に頚椎ヘルニアでひどい目に合いました。早川さんのご紹介で、東京プロポーションラボというジムのトレーナー、 知念穣さん(この方はヒジョーに教えるのが上手い)の指導を仰いだところ、根本的な原因は結局のところ姿勢にあるということが判明。肩甲骨周りの筋肉をリリースして姿勢を良くするトレーニングのコツを伝授していただきました。以来、ジムや自宅で実行しているのですが、これがまことに調子がよろしい。首や肩だけではなく、長年の課題だった腰の方もコリが軽減されました。今年は肩甲骨を意識したトレーニングとストレッチングを本格的に習慣化して、正しい姿勢で生活する所存です。

 

3.脱力してメイル仕事をする

このご時勢、とにかく毎日数十本のメイルがやってくるわけです。この相手をするのが一苦労なのですが、昨年までは早く済まそうと集中して取り組みすぎていたような心持ちがいたします。今年は気持ちを切り替えて、メイル仕事は肩を後ろに引きつつせいぜい脱力してやろうと決めました。そっちの方が疲れないし、かえって効率が上がるような気がしています。

 

ということで、本年もきわめて前向き、積極的にして生産的にして攻撃的な目標設定と相成りました。だれも気にしていないと思いますが、この結果は年末にまたこの場でご報告したいと思います。おそらく3戦全勝だと思います。

 

結果は予想通り3つとも達成でした。当然ですけど当たり前ですけど。

 

1は意識するだけなのできっちりと達成。それにしてもこれは最高の目標設定ですね。意識するだけなので体重はまったく減りませんが、意識のおかげでとくに増えることもない。

 

2も意識ものなのですが、意識が浸透するうちに意識せずとも肩甲骨を締めて姿勢よくできるようになってきました。心身の健康は正しい姿勢から。

 

3については、脱力しすぎてメールチェックの回数が減り、わりと滞留するようになってしまいました。過ぎたるは及ばざるが如し。

 

で、来年の三大目標を高らかに宣言したいと思います。

 

1.77キロを強く意識する

意識するだけなのは同じですが、来年は「強く」という副詞を入れてみることにしました。これで愚行は減ることでしょう(最近の愚行としては、チートスのアメリカンバージョンの大袋とこれまたアメリカンな塩味たっぷりのカクテルピーナッツの缶を成城石井で購入してよどみなく数日で消費、というのがありました。日本のチートスは味つけが上品でよろしくないですね、ええ。アメリカン・チートスこそ最凶のジャンクフード)。

 

2.朝と夜のストレッチ&セルフマッサージのルーティン化

ほぼ毎日やっているのですが、寝る前のセルフマッサージと起床後すぐのストレッチをきっちりとルーティンとして定着させとうございます。こういうことは時間を含めてルーティン化することが大切なような気がします。後期中年生活におきましては、とにかくリズムとグルーヴが大切。リズムキープなきところにグルーヴはなし。

 

3.勉強量を増やす

アウトプットなきインプットは意味がない、最終製品に加工しない部品や素材が工場(つまりは僕のアタマの中)に滞留するのはよろしくない、という信念のもと、この数年はアウトプットとつながらない勉強を意識的に排除する傾向にありました。基本的な考え方は変わらないのですが、これまた「過ぎたるは及ばざるが如し」のような気がしてきたので、もちろんアウトプットにつながるかどうかの見極めをした上で勉強することが大前提とはなりますが、来年は勉強量を50%(当社比)ほど増量させてみようと思います。そのためには日常生活のゆとりが大切。いよいよ無駄なことをせず、肩甲骨を締めた姿勢で、ゆっくりと勉強してきっちり考える状態の時間を増やしたいと存じます。

 

みなさまもどうぞよいお年をお迎えください。