次のライブに向けてBluedogsでリハーサルスタジオに入りました。
右より、ゆう(Vo)、戸倉隆(G)、松山和男(D, Vo)、河村隆(Vo, G)、楠木建(B, Vo)。ライブ当日はこれに加えてミッキー長野(Key)が入ります。
平均年齢50歳、結成以来27年のこのバンド、ギターの河村さんと戸倉さんは35年前にはすでにツインリードでDetroit Rock Cityを祐天寺のスタジオで弾いていたそうです。音に歴史あり。今日もイイ音を出していました。
というのは、われわれはエフェクターは一切使っておりません。ライブに行くとほとんどの場合、ギターやベースの人の足元には多種多様な小箱が置いてあります。これが「エフェクター」。楽器のから出る音にいろいろな味つけをする装置でして、多用する人になると10個ぐらいつないでいます。
Bluedogsの音はあくまでもアンプ直結。河村さんと戸倉さんはいずれもレスポールをシャルマー(マーシャル・ギター・アンプのこと)に直結、僕はプレシジョンをアンペグに直結。一切添加物のないストレート&ナチュラルな音でやっております。僕の場合、これまでライブではときどきロジャー・メイヤー社製のVoodoo Bassというファズというかディストーションを使っておりましたが、もうやめることにしました。
僕にとってベースのアンプヘッドはアンペグ以外考えられないわけですが、アンプ本体もいっさい味つけなし。つまみはローもミッドもトレブルもすべてフラット。だいたい僕にとってアンプの音質調整のつまみは不要でございまして、本来はボリュームつまみだけがあればそれでイイ。誰かつまみがボリュームだけのアンプを作ってくれないかな……。
このところアンペグの350ワットの小さなアンプを使っております。本当は500ワット欲しいのですが、350ワットのはもっともつまみの数が少ないんですね、これが。小さいので持ち運びもラク。音は昔ながらのアンペグのそれなので重宝しております。
Bluedogsはステージでもリハーサルスタジオでも楽器をアップに差し込めばセッティング終了。すぐに音が出せます。こういうバンドは他にない、と思っていたら、スティングのバンドがエフェクター完全排除でやっているらしいですね。さすがスティング。
自分たちのスキな曲をスキなようにやる、やっている側が一方的に気持ちよくなる、というアマチュアバンドの王道を行くBluedogs。35年前からやっているWhitesnakeの名曲"Come On"やKissの"Strutter"を始め、The Beatlesの"I Feel Fine" "Don't Let Me Down"、Freeの"Muddy Water"、Grand Funkの"American Band"、Zeppelinの名曲メドレーなどをラインアップしてお届けします。毎度ご好評いただいておりますオリジナル曲のセルフカバーのコーナーでは、河村&楠木兄弟共作の80年代のヒットナンバー"Gypsy”も当時の振り付けまで忠実に再現。もちろん僕の大スキなAC/DCの至高の名曲"Rock and Roll Damnation"もスキあらばやろうと目論んでおります。
次回のライブは以下の要領で開催されますので、御用とお急ぎでない方々はよしなにお願い申し上げます。
チャオ!