しばらく前のことになりますが、日本橋の三井ホール(このハコは初めてでしたがヒジョーにやりやすい!)で「伝える」というテーマでの集いがあり、講演と対談をいたしました。

 

講演のあとに…

 

 

前ジャパネットたかた社長の高田明さんとの対談。

 

高田さんと仕事でご一緒するのはこれが2回目だったのですが、前回同様、高田さんの「モノの価値を伝えて売る」情熱に感銘を受けました。つくるよりも売る方が何倍も大切。これは商売におけるひとつの本質にして原理原則なわけですが、高田さんはこの原理原則を体現した人物といえます。全身販売者。シビれました。

 

で、この前の成長戦略フォーラムでゲストにお越しいただいた五常アンドカンパニーの慎さん、この方にお目にかかると僕はいつも背筋をぐいっと伸ばされるような気がするのですが、彼が言っていました。「仕事で成功するのにいちばん大切なことは、一生懸命働くこと」。

 

前に書いた佐山さんといい高田さんといい慎さんといい、ようするに自分の仕事への情熱、これこそが力の源泉。この当たり前の真実をこのところ立て続けに思い知りまくらせやがられました。

 

振り返って僕の場合、量的にはこうした方々の情熱に及ぶべくもないのですが(その最大の理由は「根性のなさ」)、少なくともいざ仕事にかかっている局面では、質的には情熱をこめて真剣に仕事をしていこうと思う年末でございます。