先日、ちょいと思い立ち、私的聖地であるところのトーヨー・ビューラウンジ(箱根)に行って参りました。とくにドライブがスキでもない僕でもターンパイクは昔もいまも楽しゅうございますね、ええ。その頂上にありますのがこのラウンジというかドライブイン。なぜかは理由は定かではありませんが、僕はこの30年ほどこの場所が大スキで折に触れてお参りし、箱根の山の空気に触れて神奈川県民たる悦びに打ち震えるようにしています。たたずまいから景色から空気から何から何まで素晴らしいスポット。電通の安田部長、いかがでしょうか?!


で、1年と少しの間ご無沙汰しているうちに、ネーミングライツが僕の大好きなトーヨータイヤからマツダに移ったらしく、「マツダ・スカイラウンジ」になっていました。ショック! ターンパイクも「マツダ・ターンパイク」になっていました。


ここがそこ。


到着後、とりあえずエルヴィス・ポーズ。


トーヨータイヤの製品の詳細は興味もないので存じませんが、僕は「東洋」という言葉&概念が大スキなんですね、これが。ですから、タイヤはトーヨータイヤ、本を出すのは東洋経済(石橋湛山先生、大レスペクト!)、娘が高校生まで通っていたのは東洋英和女学院、漫才の実演は東洋館、缶詰は東洋製罐製という具合にこだわっているわけです。証券取引もできたら東洋証券でやりたいと思うのですが、そもそも株への投資とかをしないからできません。


ま、MAZDAも嫌いな会社ではありません。というかわりとスキ。15、6年前のわりと経営が苦しいときにお手伝いをする機会があり、それからファンになりました(マツダの車に乗っているわけではないが)。

考えてみれば、いまをときめくMAZDAももともと東洋工業だったわけで、むしろトーヨー→東洋の権利移転を慶ぶべきかもしれません。


で、あからさまに慶ぶべきは中のテナントがまるで変わっていないこと。僕が大いに贔屓にしているDammtrax Cafeも健在でした。ここのホットダッグは美味しいよ!


ここがそこ。


最高の意味で神奈川マナーの雰囲気漂う名店でございます。


Dammtraxの他にも、美味しいおそば屋さん(芦ノ湖ということでワカサギ天ぷらそばがお薦め)やラーメン屋さんも入っています。すなわち和洋中の代表的メニューがすべて網羅されているというわけです。マツダ・スカイラウンジ、さすがやな!


ラーメン屋さんには中華そばのほかにもチャーハン、ナポリタン、ミートソースといった魅惑のメニュー構成が!


ターンパイクを登ってこの聖地に来るたびに思うのが、スポーツカーがほしいな……、ということ。仕事を現役でしているうちは営業車が不可欠なので果たせませんが、60歳を過ぎて暇になったらきっと国産スポーツカー(できたらレクサスRCF)にトーヨータイヤを履かせて年に4回ぐらい順繰りに私的聖地巡礼をしてみたいものです。


ちなみに僕が子供のころから強烈なヴァイブスを感じている他の私的聖地としては、伊勢神宮(これは公的にも聖地だが)、戸隠神社、赤倉ホテル、軽井沢の万平ホテルおよび旧軽井沢一帯、箱根富士屋などがございます。電通の安田部長、いかがでしょうか?(ちなみに先日、電通の岸部長と麻布十番でカラオケをやり、氏のヒロミ・ゴー芸を億千万回堪能しましたことをご報告いたします。)