マネックスで3か月に1回、Future Workshopというのをやらせていただいております。マネックスの経営幹部の方々にお集まりいただき、通常業務で必ずしも考えないような、将来に向けたことごとを自由に議論するワークショップでありまして、毎回ゲストをお招きし、その方のお話をきっかけに話し合うわけですが、今回はAflacのチャールズ・レイクさんがゲスト。金融外交というか、金融に関する国際的な政治行政がどうなっていて、そこでどういうことが行われていて、日本や企業や企業人はどういう構えを持つべきなのか、というお話をしてくださいました。普段は僕もまったく考えない未知かつ無知の領域のお話でしたので、大変に勉強になりました。当然ですけど。当たり前ですけど。

で、レイクさんとは以前からマネックスのアドバイザリー・ボードでご一緒していました。アドバイザリー・ボードのクローズドなミーティングを発展させて今年からFuture Workshopになったという成り行き。

で、前々から感じていたのですが、松本さんもそうなのですが、レイクさんは、アタマがイイというか、切れるというか、あらゆる点で的確というか、思考様式が面白いというか、僕が言うのも僭越ながら、ようするに一言で言ってヒジョーに有能(competent)なわけです。有能な人と話をするとか仕事をする。それは人間が味わえる快感の中でも相当上位に来るものではないかと思います。イイ思いをさせてもらいました。

で、話は変わりますが、横に座っていた松本さんの使っているPCをみると、最近はめったにお目にかからないようなThinkPadの古いやつ。ガンガンに使い込んだ形跡あり。ボディも一部割れてます。ご本人によると「道具は使い込んだもののほうがイイ」とのこと。OSもXPだそうで。これにわりと共感しました。

スキなものを長く使い続ける、ということをよくいうわけですが、ジッサイのところ、長く使っているからスキになるという論理のほうが強いような気が。僕もいまのVAIOをどうしようもなくなるまで使おうと考えた次第でございます。