あー、どうも、ケンでございます。今回のジャカルタでの仕事は、YAMAHA(楽器のほうの)の現場でございまして、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアと日本以外のアジアの国から集まった18人のチームでことに当たっております。


で、わりとプロダクションよりの問題を扱っておりますので、今日はじっくりとYMMA(ジャカルタ近郊にあるYAMAHAの最大の工場で、電子ピアノを中心とする鍵盤楽器とミキサー、アンプ、スピーカーなどのプロフェッショナル用のオーディオ機材を生産している)をひととおりみせていただきました。



文さんもレコーディングで使ったクラビ(クラビノーバ)のアセンブリ。



鏡面加工(いわゆるピアノフィニッシュ)をかけているところ。この辺は完全手作業になります。



クラビがいっぱい!


こうして現場をじっくり見せていただくと、取り組むべき問題のポイントをある程度の実感をもってつかむことができるので、イイね!


で、明日は個人的に関心があるギターやベースのアセンブリもみせてもらうことになっております。チーム・メンバーとのジッサイの議論は東京でやるのですが、ジャカルタに来た甲斐がありました。


で、YAMAHAチームの一人にGarthというWayn's Worldみたいな名前のアメリカ人がいまして、彼はカリフォルニアにあるヤマハのアメリカ法人のディレクターなのですが、YMMAに行く間のバスで雑談が盛り上がりました。ヤマハにいるぐらいなので、彼ももちろん音楽がスキで、ドラムをやるそうなのですが、どんなのがスキかという意見交換をしていたところ、Garthはとにかくラッシュがスキなのだそうです。



この人がその人


で、当然話はYYZに及びまして、あのComplicatedなリズムがサイコー!ニール・パートはイジョーにタイト!ゲディー・リー、イイね!スキですな!ということで合意しました。横ちゃんのベースを見せてあげたくなったことはいうまでもございません。トム・ソーヤ!


で、Garthから教えてもらったラッシュネタ。ゲディー・リーは本当はゲディーではなくてゲイリーとか、そういう名前だそうなのですが、彼の母親がアジア人で、ゲイリーという発音を上手くできずに、「ゲディー」と呼んでいたのがそのまま名称になったそうです。ターチみたいなものですね。Ciao!